世界中で愛され、大人も子どもも楽しめ、最も有名なバレエ作品のひとつ「くるみ割り人形」。この「くるみ割り人形」が生まれたのはロシアです。

帝政ロシア時代の1892年、世界が誇るマリインスキー劇場で帝室バレエ団(現マリインスキー劇場バレエ)と帝室バレエ学校(現ワガノワ・バレエ・アカデミー)によって初演され、その後120年以上に渡り「ロシア冬の芸術祭」のメイン・イベントとして上演され、世界中から多くの観衆を集めています。

近年は「ワガノワ・バレエ・アカデミー」のメンバーのみによって上演されることも多く、「くるみ割り人形」にアカデミーは欠かせない存在となっています。

世界最高峰のワガノワ・バレエ・アカデミーが誇る
伝統ある「くるみ割り人形」が
バレエ大国ロシアから、日本にやってきます!

世界三大バレエ「白鳥の湖」「眠れる森の美女」そして「くるみ割り人形」の音楽は、日本でも愛されているロシアの作曲家チャイコフスキーによるものです。
ロシアにおいてクラシック・バレエを確立する上で欠かせない作曲家チャイコフスキーは、心からバレエを理解し、愛していました。このマリインスキー劇場での「くるみ割り人形」の初演には、もちろんチャイコフスキー自身も立会いました。誰でも一度はその音楽を耳にしたことがあるメロディー、その美しい音楽は当時から人々を魅了し続けています。

現在ワガノワ・バレエ・アカデミーが上演する「くるみ割り人形」は、ワシリー・ワイノーネンが振付けたエピローグ付きの三幕物です。このワイノーネン版は、世界で上演されている様々な演出の原点ともいえる作品です。
この版では、マーシャ(クララ)の現実と夢の世界を明確に分け、夢の世界となる二幕からは幻想性を強めた演出となっています。ドロッセルマイヤーの魔法でどんどん大きくなるクリスマス・ツリーや白い冬の森に雪の精が舞う印象的な場面、そして花のワルツなど、楽しい舞台創りがされています。
この作品の見せどころは少女マーシャとくるみ割り人形がプリンセス・マーシャと王子にかわるシーン。子どもから大人の世界に足を踏み入れるマーシャの心のときめき。

「ワガノワ・バレエ・アカデミー」という舞踊学校が演じるこの作品は、入学して間もない少女(子ども)とこれからスターとして花開く直前の少女(大人)が演じることで、さらに魅力的になっています。

そして、チャイコフスキーの音楽の素晴らしさが、さらに少女たちの踊りを輝かせています。
1738年設立。世界で活躍するトップダンサーを
数多く生み出してきた276年の歴史を持つ ロシア
最古のバレエ学校。ルジマートフ、ヴィシニョーワ、
パブロワ、ニジンスキー、ヌレエフなど現役のスター
から伝説のダンサーまで様々なダンサーを輩出し
続けている。


このアカデミーの基本をなす「ワガノワ・メソッド」は世界のクラシック・バレエの基本教授法として位置づけられている。1992年に初来日し、6回の日本公演を行っている。これまでTBS、NHKなどで取り上げられ、「ワガノワ・メソッド」のDVDが新書館より発売されている。


また、毎年全国各地で行われている
「ワガノワ・バレエ・アカデミー教師による特別レッスン」
「留学生オーディション」
も19回目を迎え、今や"ワガノワ"の名は広く知られている。
クリスマスの夜、パーティーに次々と客がやってくる。 そこで、ドロッセルマイヤーは人形劇を始める。マーシャ(クララ)は、くるみ割り人形をプレゼントされる。

招待客が帰った後、マーシャはくるみ割り人形を抱いて眠る。12時の鐘。大広間のクリスマス・ツリーにねずみたちが集まり、マーシャをおびえさせる。くるみ割り人形はおもちゃの兵隊を率いてねずみたちと戦う。ねずみたちがいなくなると、ドロッセルマイヤーは少女マーシャとくるみ割り人形をプリンセス・マーシャと王子に変身させる。

2人は雪の精に見守られながら、夢の国へと向かい・・・
各国の踊りや有名な花のワルツに彩られた少女マーシャの成長物語。