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INTRODUCTION

真言宗声明> <クラシック>
HOPE for the future

音で紡がれる「日本の祈り」と「世界の祈り」
音楽は言葉の壁を越えて人々の心を結びつけ、未来を創る


2022年11月11日(金)
18:30開演(17:45開場)
会場:Bunkamuraオーチャードホール

S席:7,500円 A席:6,500円 B席:5,500円 C席:4,500円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可

出演
<第1部>
九州真言宗教師連合法親会
<第2部>
辻󠄀本 玲(チェロ)
東京フィルハーモニー交響楽団

企画・制作・主催:アルス東京
制作協力・運営:インタースペース

文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業

<ご予約・お問い合わせ>
チケットスペース/03-3234-9999

<取り扱いプレイガイド>
チケットぴあ(Pコード:222-836)/セブン-イレブンで直接販売
ローソンチケット(Lコード:35150)/ローソン、ミニストップ店内Loppiで直接販売
イープラス/ファミリーマートで直接販売
Bunkamura チケットセンター/03-3477-9999
オンラインチケットMY Bunkamura

<一般発売>
2022年8月20日 (土)

<2022年11月11日公演 イベント開催時チェックリスト>

Program
プログラム
<第Ⅰ部>
~祈りの声そして響く和太鼓~

出演:九州真言宗教師連合法親会

真言宗声明:庭讃/散華/表白/大般若転読/般若心経・不動真言/称名禮
*大般若転読(和太鼓あり)
<第Ⅱ部>
~人の声に近く、思いを伝える音色を
チェロに託して~

出演:辻󠄀本玲(チェロ)/ 東京フィルハーモニー交響楽団

カザルス:鳥の歌(Vc独奏)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007より「プレリュード」(Vc独奏)
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
モーツァルト:交響曲第25番 ト短調 K. 183
バッハ:G線上のアリア
ジョン・レノン:イマジン

※指揮者は決定次第ホームページにて発表いたします。
※曲目、曲順は変更になる場合がございます。
プログラム構成
What to listen to
聴きどころ
古来より人々に寄り添い、人々を励ましてきた東西の音楽。
地から湧き上がるような力強さを湛えた〈

真言宗声明しんごんしゅうしょうみょう

〉と西洋の〈希望〉の曲、
ジャンルを超えた音楽の競演は境界を溶かし、私たちをひとつにする。
未来を力強く展望するコラボレーションステージ、開幕!


第 1 部でお届けするのは〈真言宗声明〉。9 世紀初頭に弘法大師空海が中国から伝えた仏教音楽です。〈声明〉は死者を弔うものではなく、今生きている私たちを奮い立たせてくれるもの。僧侶たちが一堂に会し圧巻のハーモニーを 響かせながら、日本古来の祈りを表す「和太鼓」も交え、ダイナミックなステージを構成します。
第 2 部では「世界の祈り」をテーマにクラシックコンサートを展開。人の声に極めて近いと言われる弦楽器・チェロの上品で豊潤な音色を響かせるのは2020年12月にNHK交響楽団首席チェロ奏者に就任し、“新時代の名チェリスト”との呼び声も高い辻󠄀本玲。《鳥の歌》とバッハの無伴奏をソロで聴かせます。
《鳥の歌》はパブロ・カザルスが、故郷カタルーニャで歌い継がれてきた民謡を編曲したもので、物哀しくも慈愛に溢れるような音に惹きつけられます。NY 国連本部で「空を飛ぶ鳥たちは、ピース、ピース、ピースと鳴くのです」とスピーチしたことでも有名です。
東京フィルハーモニー交響楽団との共演は、イタリアの作曲家にして映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネ作曲の《ガブリエルのオーボエ》。映画「ミッション」の中で、イエズス会の宣教師ガブリエル神父が先住民へ向けて密林の中で演奏した時の曲です。音楽を 「共通の言葉」として、対立する人々の心を掴んでいった場面で象徴的に使用されました。その優美な旋律は私たちをそして世界のすべてを、「幸せ」のヴェールに包んでいくかのようです。
メインはオーケストラによる、モーツァルトの《交響曲 25 番ト短調 K.183》。緊迫感と疾走感に溢れ、17 歳だった若きモーツァルトが未来へ向かって一気にエネルギーを放つかのような情熱を感じさせる、アグレッシブな1曲。映画「アマデウス」で使用されたことでも知られています。
《G線上のアリア》はJ.S.バッハの《管弦楽組曲 第 3 番 ニ長調 BWV1068 第 2 曲 アリア(エール)》が原曲。その神聖なメロディーは、追悼や祈りの場面で数多く演奏されています。
そして世界中の人々に愛されている《イマジン》。イギリス出身ジョン・レノンが、争いや差別のない平和な世界をと伝えるメッセージソングです。
古来より世界中の人々が、平和な未来を作りたいと音楽によって祈りを捧げてきました。このコンサートでお楽しみいただくのは、そんな人たちの体温や息遣いをも感じさせてくれるような珠玉の楽曲の数々。人を動かす力、人の 心をつなげる音楽の力……そのパワーをみなさまの心に宿し、明日への一歩を踏み出す力としていただければと願っています。
Performer profile
出演者プロフィール



九州真言宗教師連合法親会
(きゅうしゅうしんごんしゅうきょうしれんごうほうしんかい)
九州真言宗教師連合法親会

©椎原一久

弘法大師の教えを「学び」「育み」「伝える」ため、1993年一味和合の精神のもと、九州各地より真言青年僧有志が集い結成。密教の教えのみならず、日本の豊かな伝統文化を学ぶことも活動に取り入れ研鑽を積み重ねている。2011年梅若桜雪(人間国宝)の新作能「空海」へ出演(東長寺)。2012年和太鼓の世界的エンターテイメント集団TAOと共演(福岡サンパレス)。2015年高野山 開創千二百年記念にて庭儀理趣三昧の法要を厳修(高野山壇上伽藍金堂)。また、2014年と2017年には、イタリアから来日したミラノ大聖堂聖歌隊と共演し、福岡・東京・名古屋・京都・三重の5都市で計10公演を行い、グレゴリオ聖歌と声明という、同じ宗教音楽でありながら、対照的な二つのハーモニーが見事に調和し、魂を揺り動かす荘厳な響きを生み出した。2019年5月にはイタリア(ミラノ)サン・マルコ教会にて、ミラノ大聖堂聖歌隊と三度目の共演を実現した。
辻󠄀本 玲(チェロ)
Rei Tsujimoto, Cello
辻󠄀本 玲(チェロ)

©KING RECORDS

7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。その後ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。2006年、2007年、ヴァイオリニスト五嶋みどり氏が主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。2009年、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。2011年にサントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年、第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。ソロ活動と並行して、サイトウ・キネン・オーケストラやアルカス佐世保のレジデンス・カルテットの一員として活動するほか、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」「及川浩治トリオBee」「ひばり弦楽四重奏団」などの室内楽にも多数参加。 2016年に別府アルゲリッチ音楽祭にてワディム・レーピンと共演するなど実力派チェリストとして高い評価を得ている。2019年にソロCD『オブリヴィオン』をリリースし「レコード芸術」誌にて特選盤に選出。日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェロ奏者を経て、現在はNHK交響楽団首席チェロ奏者を務める。

これまでに、NHK交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハ−モニ−管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、ロシア国立交響楽団、ベルリン交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。 使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを、特別に貸与されている。

公式サイト: http://www.rei-tsujimoto.com
齋藤 友香理(指揮)
Yukari Saito, Conductor
齋藤 友香理(指揮)

東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ピアノ科卒業後、同大学の科目履修生『指揮』に在籍し、黒岩英臣、高関健、梅田俊明の各氏に師事した。2009年からはローム ミュージック ファンデーションの指揮セミナーで小澤征爾、湯浅勇治、三ツ石潤司各氏の指導を受ける。その後小澤征爾氏により指揮研修生に選ばれ、特別レッスンを受講する。そして2010年9月にサイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)で青少年のためのオペラ《ヘンゼルとグレーテル》を指揮し、オペラデビューを果たした。また同年からは一年間、公益財団法人 新日鉄住金文化財団「指揮研究員」として紀尾井ホール室内管弦楽団および東京フィルハーモニー交響楽団で研鑽を積む。

2013年9月からはドイツのドレスデンに拠点を移し、ドレスデン音楽大学大学院指揮科に在籍、G.C.ザンドマン教授に師事し、修了。その間、ドレスデン音楽祭総監督であるヤン・フォーグラーの推薦によりモーリッツブルグ音楽祭に招かれ、ハインリヒ・シフのアシスタント指揮者を務める。2015年、第54回ブザンソン国際指揮者コンクールで聴衆賞とオーケストラ賞を同時受賞。2016年にはリール国立管弦楽団を指揮し欧州デビューを果たす。また2017年には、ウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団との公演において、ダニエル・オッテンザマーと共演。2018年5~7月にはバイエルン州立歌劇場で上演されたワーグナー《パルジファル》で、音楽監督キリル・ペトレンコのアシスタントを務めた。 これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、九州交響楽団を指揮。
東京フィルハーモニー交響楽団
Tokyo Philharmonic Orchestra
東京フィルハーモニー交響楽団

©上野隆文

1911年創立。日本で最初に100周年を迎えた、日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い~』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。

1989年にBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また「音楽の未来遺産」三善晃管弦楽作品シリーズ3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10 月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)などを受賞している。

公式ウェブサイト: https://www.tpo.or.jp/
Facebook: TokyoPhilharmonic
Twitter: @tpo1911
Instagram: tokyophilharmonicorchestra
新型コロナウイルス感染症予防対策とお客様へのご協力のお願い
2022年7月19日現在

★本公演は、新型コロナウイルス感染症拡大防止にあたり、政府および各自治体の方針をふまえ、対策を徹底して公演を開催致します★

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