ラースロ・ベルキとジプシー楽団
チャールダーシュやツィゴイネル・ワイゼン、ハンガリー舞曲等おなじみの名曲に加え、ツィンバロンという珍しい民族楽器も聴きごたえあり。
ハンガリー民族舞踊ダンサー(男女ペア)の出演も可能!
プロフィール
ラースロ・ベルキとジプシー楽団
ラースロ・ベルキは1965年、ハンガリーのジプシー音楽の名門ベルキ家に生まれる。当代随一と賞賛された父親、先代ラースロ・ベルキの指導のもと、幼少時から正統ジプシー音楽の伝承者としての指導を受けた。
ハンガリーのジプシー音楽を世界に紹介したい、という先代ベルキの遺志を継いで、この楽団のリーダーに就任したベルキは、先代をしのぐほどのスーパー・テクニックの持ち主である。彼はこの楽団での活躍の他、ハンガリー国立民族アンサンブル、100人のジプシー・オーケストラでもソリストを務めており、アメリカ、ヨーロッパ各国に招かれている。1998年には100人のジプシー・オーケストラで彼がソロを務めるCDがフンガロトンから発売された。
ラースロ・ベルキとジプシー楽団のCDはビクターエンターテイメントより「神技のジプシー・ヴァイオリン」(VICG-60311)が発売されている。ベルキ率いるこの楽団は、優れた演奏者を集め、ハンガリーのジプシー音楽の真髄を伝えるグループとして高く評価されている。
楽団の編成は、ソロ・ヴァイオリン(ベルキ)、ヴィオラ、コントラバス、ツィンバロム、ターロガトー(またはクラリネット)から成る。8度目の来日。
ハンガリーのジプシー音楽
14、5世紀に北インドからヨーロッパなどに移住してきたジプシー(ロマ)は、それぞれの地域で住民族の文化を積極的に取り込んで、独自の文化を創り上げてきた。18世紀、当時のハンガリー一帯にヴァイオリンが導入され、都会のジプシーがこれを手にするようになって以来、“ジプシー楽団”の主役はヴァイオリンとなった。ジプシーならではの情熱的な表現と超絶した技巧により、ハンガリーのジプシー音楽は18世紀後半から19世紀にかけてヨーロッパ中で大流行し、リストやブラームスにも少なからぬ影響を与えた。
ジプシー楽団は楽譜をほとんど使わず、その場の雰囲気や聴衆に合わせて演奏するため、同じ曲目であっても演奏のたびごとに異なったものになる。その点、フラメンコやジャズなどと共通している。
使用される楽器で、基本となるのはヴァイオリン、ツィンバロム、コントラバスである。ツィンバロムは台形の箱の中に張られた金属弦を打って音を出す楽器で、アジアからヨーロッパに広く分布しており、ピアノの祖先とみなされている。人数が増えるに従いクラリネット、ヴィオラなどが加わる。ツィンバロム以外は西欧の楽器にもかかわらず、その音楽は独特のものとなっている。
プログラム例
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番、6番(ブラームス)
チャールダーシュ(モンティ)
サーカス・ポルカ(ツィンバロム独奏)
黒い瞳(ロシア民謡)
ビンと棒の踊り(民族舞踊)
ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
オペレッタ・メドレー(カールマン)
2本のギター(フェラーリ)
剣の舞(ハチャトリアン)
即興曲(ターロガトー独奏)
トリッチ・トラッチ・ポルカ(シュトラウスⅡ)
ひばり(ディニク)
ラデツキー行進曲(シュトラウスⅠ)
ほか