ロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ
近年の活躍めざましく、数多くの日本公演、全国各地で大好評!ユーリー・ペトゥホフ率いるサンクトペテルブルクで活躍する気鋭のバレエ団。
バレエの最高傑作!人気の二演目を上演予定!
プロフィール
ロシアの文化芸術の都サンクトペテルブルク(旧レニングラード)で、マリインスキー劇場バレエ(キーロフ・バレエ)と兄弟と称されるロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエは、1966年ピョートル・グゼフによって設立された。このバレエ団の当初の名前は「レニングラード・コリオグラフィック・ミニアチュール」であった。
このバレエ団は当初キーロフ・バレエの若手ダンサーを中心に組織されたバレエ団で、ロシア・バレエの歴史上重要な活躍をしたレオニード・ヤコブソンが中心となり、新しい創作バレエや埋もれていた作品の復活など、意欲的な作品を行うことで知られていた。1969年よりヤコブソンが芸術監督をつとめ、彼の没後1976年よりキーロフ・バレエの著名なソリストであり、彼の友人でもあったアスコルト・マカロフがその職を引き継いだ。
2001年マカロフ亡き後、マールイ劇場バレエ(レニングラード国立バレエ)のソリストとして長年活躍し、度々の来日で日本にもファンの多いユーリー・ペトゥホフが芸術監督に就任した。現在国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエは、古きロシアの伝統である正統のクラシック・バレエを守ること、ヤコブソンの伝統を受け継ぎ、その作品を紹介すること、ペトゥホフ自身の新しい振付によるバレエを作っていくこと、の3つを目指し、実践している。
団員はワガノワ・バレエ・アカデミーの卒業生をはじめ、ペルミ、ノボシビリスク、ウファ、ミンスク、タリン等、各地のバレエ学校から優秀な卒業生を受け入れている。
現代作品から古典作品まで80を超えるレパートリーを持ち、中でも名作「白鳥の湖」、「ジゼル」などの作品は数多く上演され、優雅さが特徴のいわゆるサンクトペテルブルク様式を守りつつ、洗練された舞台を作り上げている。
ロシア国内はもとより世界80カ国で公演を行っており、世界中の国々で高い評価を受けている。近年では、2007年にメキシコ、2008年にアメリカ公演を行い、大成功を収めた。新たな作品にも挑戦しており、2007年には「エセーニン」をサンクトペテルブルクで初演、同年秋には、ペトゥホフ版「ボレロ」を日本で初演した。また近年バレエ団に新たに児童部門が設立された。
2000年と2003年、2006年、2007年、2009年に来日し、全国各地での公演は好評を博した。今回6回目の来日となる。
芸術監督:ユーリー・ペトゥホフ Yury Petukhov
ペルミ・バレエ学校を卒業し、ペルミ・バレエ団で活躍。その後マールイ・バレエ(レニングラード国立バレエ)に移籍。古典作品から現代作品まで幅広い役柄をこなし、数多くの来日公演で活躍し、日本にも多くのファンを持つ。ダンサーとして活躍する一方、振付を学び、自らバレエ・グループを率いてロシア国内外で創作作品を発表してきた。
2つの国際バレエコンクールの振付部門で優勝し、ロシア国内のみならず海外へも継続的にバレエ・マスター、また教師として招かれている。現在はワガノワ・バレエ・アカデミーの主任振付家としても活躍している。ロシア国家賞受賞。ロシア共和国人民芸術家。
ロミオとジュリエット - Romeo and Juliet -(全2幕)
シェイクスピアによる永遠の純愛悲劇の最高傑作。
多くの人々の心を打つ、若い二人の永遠の純愛
「おぉ ロミオ、ロミオ!あなたはどうしてロミオなの?」
「ロミオという名前とは別な人間になりましょう」
音楽:S.プロコフィエフ
演出:Y.ペトゥホフ
2005年1月にアメリカで世界初演。バレエ団の芸術監督であり振付家としても国際コンクールで優勝するなど高い評価を受けているY.ペトゥホフによる斬新な新演出!世界でも名高い古典の名作に、運命を司る女王マーブを登場させることで、若い2人の恋をより強く純粋な愛として描き出しています。古典作品でありながら、現代作品の要素も含むこの作品は、正統のクラシック・バレエを守りつつ、新しい作品にも挑戦し大成功を収めているサンクトペテルブルク・アカデミー・バレエの良さを十二分に引き出し、観客を魅了することは間違いありません。来日の度にさらなる成長で日本のファンを増やしているバレエ団による「ロミオとジュリエット」。目を見張る勢いで成長し続けるバレエ団による瑞々しい恋の物語がいよいよ全幕で来日します!
あらすじ
運命の神である女王マーブが支配する世界でロミオとジュリエットの魂が出会い、自分たちの運命の愛を語り始めます。
ヴェローナで敵対する2大名門モンタギュー家の息子ロミオとキャピレット家の娘ジュリエットは、舞踏会で出会い、一瞬にして恋に落ち、愛を誓い合います。しかし、両家の争いにより、友人をジュリエットの従兄に殺されたロミオは従兄を殺し、追放されてしまいます。絶望の淵でパリスとの結婚を迫られ、家族からも孤立したジュリエットは夢の中でロミオと結ばれます。
パリスとの婚礼の朝、薬を飲んで仮死状態になったジュリエットは、両親の手によって埋葬されます。真実を知らないロミオはジュリエットが死んだと思い、女王マーブに助けを乞いますが願いは聞き届けられず、ロミオは死を選びます。やがて目覚めたジュリエットは、目の前のロミオの死を知り、嘆き悲しみ女王マーブの剣で自らの胸を刺します。2人の愛は死よりも強く、ロミオとジュリエットの魂は永遠に共にいます。
白鳥の湖 -Swan Lake-(全3幕)
永遠の愛を伝えるバレエの最高傑作!
チャイコフスキーの美しい音楽とともに多くの人々に愛されてきた、バレエの代名詞ともいえる不朽の名作
サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエならではの美しい舞台!
音楽:P.チャイコフスキー
振付:M.プティパ/L.イワノフ
(改訂振付:Y.ペトゥホフ)
バレエの代名詞とも言える「白鳥の湖」は、チャイコフスキーの美しい音楽と共にたくさんの人々に愛されてきた、永遠の愛を伝えるバレエの最高傑作です。世界で初めての全幕初演は1877年モスクワのボリショイ劇場。しかしその時の振付は評判が悪く、初めて成功を収めたのは1895年サンクトペテルブルクのマリンスキー劇場(キーロフ劇場)で上演された、プティパ/イワノフ版でした。優雅さが特徴のサンクトペテルブルク様式を大切に受け継いでいるサンクトペテルブルク・アカデミー・バレエの「白鳥の湖」は来日公演でも数多く上演され、大好評を得てきました。
今回上演される作品は基本的にプティパ/イワノフ版ですが、芸術監督ペトゥホフによって演出に多少手を加えてあります。
あらすじ
この作品には、序奏部分にペトゥホフによるプロローグが付け加えられています。オデット姫が使いの者と湖に散歩に出かけたところ、悪魔ロッドバルトに出会います。彼女の美しさに心ひかれたロッドバルトは自分の国に来ないかとオデットを誘いますが、オデットはそれを断ったため、彼女と使いの者は白鳥にされてしまいました。
成人式の夜、白鳥狩りに出かけた王子ジークフリートは、湖で一羽の白鳥が美しい娘に姿を変えるところを目撃します。それはオデット姫で、彼女は悪魔ロッドバルトによって白鳥に姿を変えられ、夜だけは人間に戻れるという魔法をかけられてしまったと語ります。そして魔法を解くには、誰にも恋したことのない青年に永遠の愛を誓ってもらうしかないということも。王子はオデットを救うことを誓い、明日の舞踏会に来るようにと話します。
舞踏会の夜、たくさんの花嫁候補が踊る中、王子はオデットの姿を探します。そこへ、変装したロッドバルトとオデットに変身した娘のオディールが登場。王子はオディールをオデットと思いこみ、愛を誓ってしまいます。その時、王子は窓の外で悲しげに踊るオデットに気づきますが、時すでに遅し。王子はオデットを探しに城を飛び出します…