米沢公演「ジゼル」レポート
10月21日、22日に新潟公演、23日に米沢公演を無事に終えました。
演目は3日とも愛の名作「ジゼル」。
今回は米沢市市民会館での公演の様子をご報告させていたします。
この日の主なキャストは以下でした。
ジゼル: アナスターシャ・イサーエワ
アルブレヒト: ユーリー・ミローフ
ヒラリオン: アンドレイ・ギジマ
ミルタ: アンナ・イクナチエワ
バチルド姫: エリザベータ・コニュシキナ
ベザントの踊り: リュドミラ・ミズィノワ
: ウラジミール・ドロヒン
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印象的だったのは2幕。
ジゼルのお墓にやってきたアルブレヒトが自分のマントをお墓にそっとかけ、「もう帰りましょう」と促す従者の手を跳ねのけながら嘆く姿からは自分のしてしまったことを悔いる思い、そしてジゼルを失ってしまった悲しみがとても伝わってきました。
アルブレヒト役のユーリー・ミローフのジャンプや足の動きにも注目です!
やがて、薄暗い森の闇の中に浮かび上がるウィリ(妖精)たちの姿。
ヒラリオンを殺してしまうウィリたちの踊りからも、その姿が可憐な乙女たちであるからこその悲しみが感じられました。
軽やかでありつつも、この世のものではない怖さ、不気味さ、そして悲しみを感じさせる群舞をぜひご覧ください。
そして、今度はウィリたちにアルブレヒトが取り囲まれてしまいます。
死んでウィリになってもなお、アルブレヒトを愛するジゼルは、ウィリの女王ミルタにアルブレヒトの命を救ってくれるよう懇願します。
夜明けとともにウィリたちは消え、アルブレヒトは助かりますが、ジゼルもまた消えていきます。
魂のような存在になっても、自分を裏切った相手を愛し、助けようとするジゼルの愛に胸を打たれました。
そして、その愛はアルブレヒトにも伝わり、ジゼルの愛が、アルブレヒトに人を愛することの純粋さ、強さ、そして愛を欺くことの罪の重さを教えたのではないでしょうか。
そして、私たち観客にも、愛について考えさせてくれるジゼル役のアナスターシャ・イサーエワのバレエをぜひ、ご堪能いただければと思います。
ロシアからバレエ団が持ってきている美しい舞台セットにも引き込まれます。
米沢の報告は以上ですが、まだまだツアーは続きます!
ぜひ、皆様、会場に足をお運びください。
「ロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ」特集ページ

